ネパールコーヒー・深煎り

型番	7B0003
販売価格	1,800円(税込1,944円) オプションの価格詳細はコチラ
購入数	個
種類

豆の持つ数種類のアロマが織り成す立体感のある風味のワイン・テイストを実現。
ネパールで二回選別した生豆を、さらに日本の自家焙煎珈琲専門店『カフェ・デザールピコ』さんが厳選、直火式で自家焙煎しています。まろやかでやさしい苦みと、すっきりした後味です。コーヒー好きの方にはぜひ一度お試しいただきたい深い味わいです。

■【内容量】200g
■【原材料】コーヒー豆（ネパール）
■【種　類】粉（中細挽）／豆
■【焙　煎】フレンチロースト
◇農薬：栽培期間中不使用
◇化学肥料：栽培期間中不使用

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コーヒーの価格改定についての大切なご案内

いつもコーヒーをご愛飲いただきまして、誠にありがとうございます。どんな時もあたたかいお気持ちで支えてくださっている皆様に、大変、大変心苦しいお願いをさせて頂かなければなりません。

2025年２月下旬発行の春カタログより、「ネパールコーヒー」の価格改定をさせて頂くこととなりました。1994年に600㎏のコーヒーを初めて輸入して以降、遠隔地の生産者の方々を支える新たな産業となるよう何度も村に通い、品質を上げ付加価値をつけるため有機栽培指導や認証取得支援を行い、そして継続的に輸入をし村人たちと共に歩んできました。1996年から10年間続いた内戦下でも通い続け、当時は唯一のコーヒーバイヤーでもありました。2000年には一番厳しいといわれる認証機関からネパール初のコーヒーの有機証明をグルミで取得し、現在では「コーヒーといえばグルミ」とネパール各地で言われるほどにまで産業として成長してきました。

その波は時をかけて、グルミと隣接しシナモンの産地であるピュータン（内戦時の激戦地でした）にまで届き、地域初の有機証明取得を目指し現在村人たちが奮闘しています。その先頭に立ち指導しているのは、シリンゲ村出身の青年ラジクマールさんです。シリンゲ村での有機証明取得に奮闘する現副会長の丑久保の姿を15歳の頃から近くで見てきた彼は、私たちの奨学金支援で有機農業を学び専門家として自立しつつあります。31年間のコーヒーの歩みが、時間をかけそして確実に西ネパールの村人たちと農村部の経済を支える基盤となれたことは、日々応援くださり買い支えてくださる皆さまの存在があっての成果です。心より感謝申し上げます。

その一方で、加速し続ける円安と原価高騰などの影響により、コーヒーもとても厳しい状況が続いています。できるだけ生産者へは影響が出ないよう社内努力を尽くし、支払い額を増やすことに尽力してまいりましたが、国内輸送費やコーヒー加工賃高騰の影響も更に大きくなり、持続可能な体制を維持するためにも価格を改定せざるを得ない状況となってしまいました。

日本の経済状況も厳しい中、皆さまにご負担をお掛けすることとなり大変、大変申し訳ないのですが、持続可能な体制を維持し、村人たちのコーヒーを買い支え、地域全体に還元していけるよう、ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。

改定価格
深煎りコーヒー（豆／粉）　200g　1800円（税抜き）
※４月１日（火）受注分より改定価格を適用させていただきます。
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自然にそった農法で育まれた、希少なネパールコーヒーをお愉しみください！
ネパールは、北は8000m級のヒマラヤ山脈がそびえ、国土のほとんどが山岳地帯です。ネパールの変化に富む地形と気候は、品質の良いコーヒーの栽培に適していますが、生産量がとても少ないので、希少価値があります。シリンゲ村も、グルミ村も、豊かな自然とおいしい空気に恵まれた村で、農薬や化学肥料を一切使わず、自然にそった農法で栽培されています。一粒一粒手で摘み、皮むきや選別作業も全て手で行うなど、てまをかけた逸品です。厳しい暮らしをされている農家の人たちの貴重な収入源となり、彼らの自立につながっています。ネパールに想いを馳せて、コーヒータイムをお愉しみください！

大切にしていること
有機栽培の指導から資料作成・申請手続きなど様々なサポートをし、グルミ協同組合では2000年にNASSAの有機認証を取得しました。ネパールコーヒー史上初のことです。シリンゲ協同組合では、2010年に取得成功しました。
私たちが有機証明取得にこだわってきたのは、商品に表示することが目的ではなく、食の安全を目指し有機農業を推進する世界の流れを村人たちに示し、「良いものを作れば市場も開ける」という農民への動機付けが一番の目的でした。
昨今申請手続きがより煩雑になり、費用負担も増したため、有機証明取得は継続していません。認証費用にかけるよりも、生産者の生活向上に少しでも還元したいと思います。
認証取得によって経験と知識を得た生産者は、現在も有機認証レベルに則った栽培方法を守っています。有機栽培を推進する流れがネパール全土に広がったことも大きな成果です。

グルミ村

シリンゲ村

2015年のネパール大地震でシリンゲ村の家屋は95％全半壊の被害を受けました。その後のシリンゲ村復興の様子です！

ネパール大地震で支援に駆けつけた時のシリンゲ村の様子です。村の様子がうかがえます。