LISAチョコレート【20g】

型番	7B054
販売価格	780円(税込842円) オプションの価格詳細はコチラ
購入数
種類

LISAチョコレートを製造する仲間のチョコレートが届きました！
沖縄カカオプロジェクトでは、プロジェクトの趣旨に賛同し、リサチョコレートをそれぞれの場で製造販売する仲間を応援しています。沖縄の問題を共有し、輪を広げていくことを目指しています。

そのためにも、少ない資金と狭い場所でも始められるように小型でリーズナブルな機材を探し、それでも本格チョコレートが作れる方法を考えました。リサチョコレートの製造販売を応援し、それぞれの活動を通して学び合い、支え合っていきたいと思います。

今回、「認定NPO法人CPAO」さんと「TATAMI CHOCOLATERIE KUMEJIMA」さんが仲間になってくださいました！それぞれから届いたLISAチョコレートを、期間限定でご紹介いたします！お試し頂けましたら幸いです。

認定NPO法人CPAO（シーパオ）

CPAOリサチョコレート・椿油＆塩〈cacao67％〉
能登半島地震支援で現地を訪ね、被害が大きかった珠洲市で古来からの製法、塩田で作られている「揚げ浜塩」を入れたチョコレートを開発しました。「椿のみち」で搾油した椿油も入れ滑らかさを出しました。
■【価格】　780円（税抜き）／842円（税込）
■【内容量】20g
■【原材料】カカオ豆（インド／カルナータ州シモガ県）、加工黒糖（黒糖と粗糖）（沖縄県／西平黒糖）、椿油（岩手県／椿のみち）、塩（石川県）
■【製造者】認定NPO法人CPAO（しーぱお）（大阪府）
◇動物性原料不使用
◇カカオ豆は、農薬・化学肥料：栽培期間中不使用
◇加工黒糖の原料のサトウキビは、農薬は年に１回、化学肥料は年に２回使用。畑にはサトウキビの搾りかすや堆肥を活用し、減農薬をさらに無農薬に移行する可能性を目指しています。
※４個までは送料全国一律300円（税抜き）でお送りできます（ポスト投函）。商品の組み合わせによって規定のサイズを超えますとご利用頂けない場合がございます。ご了承ください。（全種類共通）

************************
大阪のCPAOは貧困や生きづらさを抱え厳しい状況にある子どもたちやシングルマザーの支援をしています。居場所を見つけられず自暴自棄になっている若者や選択肢が少なく厳しい生活を余儀なくされているシングルマザーの方たちなど社会的に弱い立場の人たちの就業の場となれるようリサチョコレートの製造販売を提案し支援しています。

2023年２月に沖縄で研修。カカオ栽培に挑戦されている農家訪問や伝統手法で製造している黒糖工場見学などを実施。沖縄戦の壮絶な闘いで４人に１人の市民が犠牲になった悲惨な記憶も生々しい沖縄がますます軍事要塞化されている現状を知り、平和を守ろうと闘う人々とつながり、なぜ沖縄か、というプロジェクトの目的を理解し仲間として活動していただくお願いをしました。2023年４月と11月に岩手県陸前髙田市のネパリ自社工房「椿のみち」に招待し製造研修を実施。CPAOでリサチョコレート製造を担当する森山大地さんは工房スタッフの具体的で分かり易い説明と指示を受け体験し、チョコレートづくりの難しさと楽しさが少し分かった様子でした。温度や湿度、エアコンの風など些細なことに左右されるデリケートなチョコレートづくりは室温管理も寒冷地の岩手と大阪では違います。実際に作る環境に合わせる研修が必要で、2024年1月、CPAOの製造場所で機材設置、確認、試作をして、製造体制をつくりました。以後、試行錯誤を重ね経験を積み職人らしくなった森山さん。美味しいリサチョコレートをつくられています。

ネパリ・バザーロはネパールの厳しい家庭環境の若者たちの奨学金支援をずっと続けています。日本の子どもたち、若者たちもまた厳しい状況におかれていることを知り、何かしたいと思っていました。CPAOが支援している若者たちが将来に希望をもてるような場づくりに関われるのは有難いことです。

CPAOには毎日のようにSOSが届きます。家出、自殺、幼い子どもの性犯罪被害、犯罪に巻き込まれ逮捕される若者たちの対応などに奔走しておられます。子どもや若者を消費していく社会。助け出してもまた闇の世界に戻ってしまういたちごっこ。そんな中でリサチョコレートづくりで仕事を創ることが希望だ、どんなに困難でも実現したいと代表の徳丸ゆき子さんは言われます。12月にCPAOを訪ねるとネパリがオーダーしたリサチョコレートの製造中でした。19歳になったばかりの青年がこれからどう生きるかの相談にこられ、チョコレート作りに関心を示し製造作業を見学していました。挑戦してみたいと言います。実際に仕事の場ができた効果は大きいと思います。現在、作り手が森山さんひとりで注文に応じ切れず、新たな作り手が求められています。

最初にリサチョコレート製造をお薦めしたのは2021年5月。その時は「実現出来たら夢のようだけれど、無理無理」と自信のなかった徳丸さん。たくさんの若者やシングルマザーの苦悩に寄り添い、対応で多忙な日常の中でここまでこられるのは大変だったと思います。ネパリの長年のお取引先である関西よつ葉連絡会の応援もあり事業化がスタートしました。これからも応援を続けます。
************************

TATAMI CHOCOLATERIE KUMEJIMA（たたみショコラトリーくめじま）

TATAMIリサチョコレート・マイルド〈cacao70％〉
ブランド名とデザインは、久米島畳石が持つ幾何学的な美しさ、パズルのように個々がまとまる姿から影響を受けています。一人ではなく皆で支え合うという意味が込められています。
■【価格】　741円（税抜き）／800円（税込）
■【内容量】20g
■【原材料】カカオ豆（インド／カルナータ州シモガ県）、加工黒糖（黒糖と粗糖／西平黒糖）
■【製造者】TATAMI CHOCOLATERIE KUMEJIMA（沖縄県久米島）
◇動物性原料不使用
◇カカオ豆は、農薬・化学肥料：栽培期間中不使用
◇加工黒糖の原料のサトウキビは、農薬は年に１回、化学肥料は年に２回使用。畑にはサトウキビの搾りかすや堆肥を活用し、減農薬をさらに無農薬に移行する可能性を目指しています。

************************
沖縄でリサチョコレートを製造販売してほしい！それはこのプロジェクトを考えた時からの念願です。それが思った以上に難しく、ネパリの工房「椿のみち」でスタートしました。そして、いつか、いつかと思っていた夢がついに実現しました！！！

久米島で「ふーちヌーパン」という手づくりパン店を経営している酒井佳孝さんは、スタッフ募集をしていた久米島の宿泊施設に応募して2020年にご家族で移住されました。その施設の仕事が契約終了した2023年に独立してパン屋を始められました。なぜパン屋なのですか？と聞いた時、離島の暮らしの厳しさを知り日常の必需品を提供する仕事をどの業種もひとつは島内に残さなければと思い、久米島で手に入りづらい焼きたてパンをつくる店をしようと思ったと答えられました。

沖縄カカオプロジェクトの目的のひとつは福島原発事故の影響を受けた子ども達の支援です。カカオの栽培地も福島の子ども達の保養施設「球美の里」がある久米島を選びました。何度か泊まった宿の支配人として働かれていた酒井さんと様々な話をする中で沖縄カカオプロジェクトのこと、沖縄でカカオ栽培からチョコレートづくりまでをして、沖縄産チョコレートを国内外に販売する事業を誰か実現してほしいという夢を話しました。プロジェクトの意義や可能性、目指すべきところに賛同してくださった酒井さんはパン製造と並行してリサチョコレート製造を決心されました。移住した久米島に愛着をもち、沖縄と久米島を盛り上げたいという強い気持ちが伝わってきました。

パン屋開業間もない多忙な中、2023年10月に陸前高田の工房に来られ研修を受け、2024年6月からチョコレート製造準備開始、チョコレートの元になる「カカオマス」を作り、半年間熟成させて12月からリサチョコレートを製造開始されました。

酒井さんのチョコレート工房はとてもユニークです。パン屋の一角を改造した小さな工房は酒井さん曰く「電話ボックス1・5個分くらい。どんなに小さな場所でもチョコレート作りはでき、費用も最小限に抑えられるという例ができれば、他の方のチョコレート作りの後押しになり、リサチョコレートの輪を広げる障壁を少しでも下げることができる」と言われます。それこそ、ネパリ・バザーロが目指したリサチョコレート製造方法です。志ある人が少ない資本で開業できるリサチョコレートづくりを目指して機材を選び、製造方法を工夫しました。一般的にクラフトチョコレート製造事業を始めようとすると場所を確保し、1台数百万円も掛かる機械をいくつも揃えるなど多額の資金が必要です。よほど資金力があるか大きな借金をしなければできません。仕事を必要とする人が社会貢献したいという志があり努力すればできる事業を目指しました。

酒井さんは久米島の食材でオリジナル商品も作りたいと計画されています。その食材を作る方とも繋がり新しく雇用を生み出すことができたら、プロジェクトの意義は大いに達成できると抱負を語られました。カカオとチョコレートが久米島にしっかり根付きながら、世界に飛翔していくイメージが私たちの目指す未来です。人は独りでは生きられません。支え合い共に生きるという理念が久米島の名所・畳石海岸のデザインから伝われば素晴らしいと思います。
************************

厳選した原料のみを使用しています。チョコレートのベースは、カカオ豆と黒糖・粗糖のみ。
LISAチョコレートのベースは、環境に配慮された農法で栽培されたインド産カカオと、沖縄県産の黒糖・粗糖のみ。カカオバターも使わず、手間を惜しまず、カカオニブを３日間じっくり練り上げカカオマスを作ります。しばらく寝かせた後、テンパリングをして、１枚１枚チョコレートを作っています。添加物は一切使用していません。

インド産オーガニックカカオ

西平黒糖さんの沖縄伝統七ツ釜製法の黒糖・粗糖

チョコレートのオリジナルデザインに込めた想い
世界でも珍しい、海が見えるカカオの産地をイメージしてデザインしました。LISAのロゴ、カカオポッド、ハイビスカス、青海波、七宝、魚の模様を入れました。沖縄がカカオの産地になるように、私たちの夢をデザインにこめています。

“LISA”とは、Low Input Sustainable Agriculture（低投入持続型農業）の略。
農薬や化学肥料、石油エネルギーなどをできるだけ投入せず、自然生態系の力を活かし、収量を維持しながら高い品質を目指す持続可能な農業のことです。作る人と食べる人の健康と暮らし、豊かな大地を守ります。

沖縄cacao PJとは？　～チョコづくり　未来づくり～
ネパリ・バザーロは、ネパールや東北で、地元の素材をいかした物作りによって仕事の機会を生み出し自立を支援してきました。沖縄カカオプロジェクトでは、沖縄でのカカオ栽培、カカオ製品作りを通し、誰もが住みやすい平和な社会を目指しています。あたなもぜひ、カカオフレンズに！