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輪島塗 お椀
輪島塗 お椀
型番
3B3001
販売価格
32,000円(税込35,200円)
オプションの価格詳細はコチラ
購入数
個
カラー
(1)朱(1月初旬のお届け)
(2)黒(1月初旬のお届け)
一生使える輪島塗のお椀。
美しさと丈夫さ、実用性を兼ね備えた輪島塗は、ごはんやお汁など、毎日の食事で使うお椀に最適です。手で持ったり、口をつけて食べることもあるお椀。滑らかな手触りや、やさしい口当たりは、自然素材で作られた輪島塗だからこそ。使い込むうちに光沢感も増していきます。
輪島塗は、断熱性と保温性に優れています。熱い汁物を入れても、手に伝わる温度は心地良いので安心です。保冷性も良いので、フルーツやアイスクリームにもおすすめです。漆は抗菌作用もあります。
■【素材】 天然木、天然漆
■【サイズ】 (約)径12cm 高さ6cm
■【生産者】 伝統工芸士 梶原康庸(石川県輪島市)
■【ご使用方法 】
※ご使用後できるだけ早く洗い、柔らかい布で水気を拭い、乾いた布で拭いておきますと長持ちします。
【ご使用上の注意 】
※体質によっては漆でかぶれるおそれがあります。万一、かぶれの症状が現れた時は、速やかに医師の診断を受けて下さい。
※直火・電子レンジ・オーブン等には使用しないで下さい。
※長時間水に浸しておくことは避けて下さい。
・こちらの商品は、1月初旬頃のお届けとなります。生産状況によっては、もう少しお待ち頂くこともございます。目途がたちましたらご連絡をいたします。
・他にご注文頂きました商品を先にお届けご希望の場合は、先にお届けする商品の合計金額が10,000円(税抜き)未満の場合は、別途送料を頂戴いたします。
・5%割引対象外の商品となります。
共に輪島塗の伝統を守っていきましょう!ご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
左から朱、黒。
光が透けるほどの薄さの木地です。とても軽くて丈夫なので、お子さんやご高齢の方も負担なくお使い頂けます。
輪島塗は、伝統工芸士 梶原康庸さんから届いています。
お客様の気持ちになってものづくりをされています。
輪島塗の歴史と高い評価
輪島はケヤキやアスナロなど木地に向いた木が豊富にあり、室町時代から漆器がつくられていたといわれます。その漆器文化が地域を越えて広がり技術もさらに向上したのは江戸時代。
輪島塗は加賀藩の庇護を受け、技術の高さ、美しさ、堅牢さで人気を集めました。輪島は北前船の寄港地だったので輪島塗が全国に広がり、購買力をつけた民衆が購入するようになり需要が伸びました。生産が分業制で効率がよく高まる需要にも応えられました。1977年に漆器として全国初の国の重要無形文化財に指定されました。
輪島塗の堅牢さと美しさ
輪島塗の一番の特徴は「分業制」と言われます。124にもおよぶ製造工程は、高度な技術を持つ職人たちで分業されています。丈夫さと美しさを徹底的に追及した職人たちが、技を極める過程で生み出したと考えられています。輪島で「の」と呼ばれる珪藻土が発見され漆に混ぜ下地に用いた結果、輪島塗の強度が大幅にアップ、優れた断熱性ももちました。また、布で補強する布着せの技術の確立により、丈夫さと剥げにくさが増しました。日常使いをしてもいつまでも美しさを楽しめます。長期使用で傷がついたり、漆が薄くなったら塗り直し修理して使うとますます愛着も深まります。輪島塗は最初は高いと思ったとしても長期に使えるので納得です。
ぐい呑みの作者、梶原泰庸さんにお会いして詳しくお話を伺いました。梶原さんはという、分業制の輪島塗のプロデューサーのような存在です。塗師屋は塗りを担うだけでなく、木地師や研ぎ師など全ての工程の手配も行い、企画から製造・販売までを取りまとめる役割です。梶原さんは個人やレストランなどを主な顧客とし、直に販売されています。出向いて用途やデザインなどを綿密に打合せ希望に応えたいと、喜ばれる様子を想像しながらつくられるそうです。
輪島塗会館の2階は資料展示室になっています。輪島塗の作業工程が分かるように、実際のお椀を工程毎に並べて展示しています。一番元の木地を手に持って、あまりの軽さに驚きました。とても薄いのです。光にかざすとその薄さがよく分かります。落としても弾んで割れません。強いのです。どうしたらここまでできるのか。細部にわたる説明を伺うと、どの工程も考え抜かれていることが分かります。輪島塗の長い歴史の中で職人たちがより強く、美しいものを求めて努力してきた結果、これほど優れた漆器をつくりだしたのだと知りました。
その輪島塗が今、重大な危機に瀕していると梶原さんは心配されます。家や仕事場が全壊し金沢などに避難している方たちがまだ戻っていません。輪島に戻っていないだけでなく、仕事を辞める人も出るでしょう。分業制であるということは、その段階のどこかを担当する人がいなくなれば全体が回らなくなるということなのです。仕事を再開したところもあるが以前のような勢いはない。震災の衝撃で前向きな気持ちになれないことも大きいのだろうと梶原さんは言われます。梶原さんも家と仕事場が全壊し仮設住宅で暮らしておられます。皆さんがショックから立ち直り、自信を回復され輪島塗の伝統をつないでいただきたいと願っています。そのためにも作る人と使う人の関係づくりをお手伝いしたいと思います。
- - - 日本の漆器 - - -
漆器は中国発祥で技術は漆木と共に大陸から日本へ伝わったと考えられていた。ところが、北海道函館市南茅部地区から出土した漆の装飾品6点が中国の漆器(7400年前)を大幅に遡る約9000年前(縄文時代早期前半)の装飾品であると確認された。さらに、福井県(鳥浜貝塚)で出土した漆の枝は世界最古の約1万2600年前(縄文時代草創期)のものであると確認され、漆木はこの頃すでに存在していたことが証明された。同遺跡からは技術的に高度な漆工品「赤色漆の櫛」も出土、この他、漆工品も含めた木材加工の関連品が多数発見されている。
(フリー百科事典『ウィキペディア 日本の漆器:歴史から一部抜粋)
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輪島塗の製造工程をご説明頂き、受け継がれてきた伝統の素晴らしさを実感しました。「伝統工芸は親が使わなければ滅んでしまいます」と梶原さんが言われたのが印象的でした。
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